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先輩の声

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助教

坂本 和賢

2016年入局

肝胆膵内科を選んだ理由は?
僕の場合は学生時代には他科に興味があり、そのまま研修医になりました。研修医の時に消化器内科をローテートする機会があり、その際に上級医より肝胆膵内科で行っている研究についてお話しいただき、初めて消化器内科に興味を持ちました。元々、手技での治療に興味があった事もあり、内視鏡での治療についてもローテート中に見学し面白さを感じていきました。最終的には、消化器内科は内科でありながら出血・感染等について内視鏡等の器具を使っての直接的な治療が出来る点と肝胆膵内科で行われている専門的な研究を自分もできるようになりたいという気持ちで肝胆膵内科に入局しました。
仕事のやりがいを感じる時は?
私の専門が肝臓内科という事もあり、まず慢性の肝疾患を外来で診療する機会が多いです。その際に外来の短い時間で患者さんへの説明や検査、治療について適切な判断が出来、患者さんの病状を徐々に良くしたり、病勢の悪化を阻止する事にやりがいを感じます。また内視鏡治療としては食道・胃静脈瘤破裂の患者さんを受け持つ事もあり、手技の成否が患者さんの生命に直接関わる事になり、緊張感はありますが治療が上手くいった際には非常に達成感を感じます。そして研究についても私は肝炎ウイルスの遺伝子の分野に興味があり、研究を行う際には専門的な知識が要求される機器やパソコンソフトを使用するのですが、最初は出来なかった研究方法を徐々に行える様になり結果が出たときには自分の成長を感じる事が出来ます。
職場の環境は?
上級医の方々からの教育体制も整っており、必要な知識や技術を学ぶ事が出来る環境に満足しています。肝臓内科領域においては他科からの相談も多く、肝臓内科の知識だけでは対処が難しい事もありますが、症例カンファレンス等で先輩の先生方から豊富な知識と経験に基づいたアドバイスをいただける事も安心感があります。
今後の目標について
臨床での診療の知識と技術の研鑽が第一ですが、その過程において消化器病専門医、肝臓専門医といった専門資格の取得も目指して行きたいと考えています。また、大学病院の職員として研究分野においても成果を出せるよう尽力していきます。

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入局希望者へのメッセージ

当科は人数としては多くないものの、その分一人一人が多くの症例についての経験を得られる環境になっております。また僕は昨年までの2年間、千葉の国立国際医療研究センター国府台病院と肝炎免疫研究センターに国内留学に出向き、非常に貴重な経験をさせて頂きました。希望によってはナショナルセンターでの経験も積めるといった、柔軟なキャリアを形成できるのも魅力です。仕事場は消化管内科と肝胆膵内科で協力しあい、アットホームな環境です。実際に見学していただけると雰囲気が分かると思いますので、少しでも興味があれば是非見学してみてください。

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医員助教

北野 礼奈

2017年入局

肝胆膵内科を選んだ理由は?
もともと手技の出来る科に憧れをもっていました。そんな中、研修医で肝胆膵内科をローテートし、様々な処置具を用いる胆膵処置に強い魅力を感じました。ぜひ自分でも結石除去やステント留置をやってみたいと感じ、入局を決めました。
仕事のやりがいを感じる時は?
患者さんが退院されるときに「ありがとう!」と笑顔で言っていただけるときです。また、外来診療などでは、話しやすい先生だと言っていただけることも多く、その時はやはり嬉しく思います。当グループは学会発表の機会も多く、発表をやり遂げたとき、賞をいただけたときなどは達成感があります。
職場の環境は?
非常に良好です。上級医へ相談もしやすく、また同僚医師とも楽しく仕事をしています。人数は少なめですが、その分密に連携がとれていると感じています。
また処置自体は年間約1200件とかなりの症例を施行させていただいています。それでも前述の通り頼りになる上級医、同僚医師の助けでオーバーワークになることはなく、楽しく日々の診療にあたっています。
今後の目標について
さらなる検査、診療の経験を重ね、患者さんとその家族の方々から信頼してもらえるような医師を目指します。後輩医師も帰局するので、先輩として頼れる存在にもなりたいと思っています。

MESSAGE

入局希望者へのメッセージ

緊急処置も多く忙しいときもありますが、その分処置を達成できた時、患者さんが改善を得られた時の喜びも大きい科だと思います。当グループは症例数も多く、また症例内容も一般的な内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)から小腸内視鏡下ERCPや超音波内視鏡下胆道ドレナージ(EUS-BD)など処置のバリエーションに富んでおり、胆膵内科医としての技術を磨くのであれば最適な場だと思います。
ぜひ一緒にERCPをやりましょう!

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医員助教

指宿 麻悠

2018年入局

肝胆膵内科を選んだ理由は?
消化器内科にはもともと学生の頃から興味があり、漠然と内視鏡検査や内視鏡的処置に魅力を感じていました。研修医1年目の4、5月に肝胆膵内科をローテさせていただくことになり、そこでほぼ初めて胆膵系の処置に触れました。繊細でありながら、やっていることはダイナミックであり、我慢できないほどの腹痛で来院された患者さんがすっかり良くなって退院されていく姿に感動したことを覚えています。処置をされている上級医の先生方もとてもかっこよく、ここで手技を学びたいと感じました。
仕事のやりがいを感じる時は?
やはり、患者さんの症状が改善していく時です。悪性腫瘍など、長く付き合っていかなければならない疾患ももちろんありますが、胆嚢炎・胆管炎・膵炎など急性期疾患も多い科だと思います。特にそういった急性期疾患は内視鏡的処置や内科的治療で良くなることが多く、元気になって退院されていくのをみるとこの仕事についてよかったと思えます。
職場の環境は?
上級医の先生方に相談しやすい雰囲気であり、困ったことがあればすぐに相談に乗っていただけます。胆膵に関しては年間1000件を超える検査をこなしているため大変なこともありますが、助手として検査に入ったりしていると意外とあっという間に感じます。
今後の目標について
内視鏡手技の技術を磨くことももちろんですが、人間的にも成長し頼りがいがある医師になることです。

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入局希望者へのメッセージ

愛知医科大学病院肝胆膵内科(胆膵グループ)は、検査数も多く、ハイボリューム施設であることを存分に活かしたダイナミックな手技が経験できます。医局員は少なめですが、その分上級医の先生方から手厚い指導をしていただけます。EUS、EUS-FNA、ERCP、EUS-HGS、EUS-CDS・・・など、基本的な手技から応用的な最新の手技まで幅広く学ぶことができることも魅力です。もし少しでも興味があれば見学に来ていただければと思います!

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